衛星ブイ（マリンスター）は、ブイの位置情報をピンポイントで電子海図に表示し、漁業の効率化を促進できる新しいブイ位置情報システムです。
位置情報は、ブイの流れた軌跡も合わせて海図に表示されます。　ブイの流れている速度、方向に加え表層水温も表示しますので、海流情報としてご利用いただくことができます。
また、海図には、本船の速度、方向もリアルタイムで表示されますので、ターゲットのブイまでの到着予測時間も容易に判ります。 通信システムは　インマルサット衛星通信とインターネットを利用したIT機器です。
電源には太陽電池を採用し環境にもやさしいエコ電源です。　電池寿命を気にせずご利用いただけます。
ご利用海域は、太平洋、大西洋、インド洋と世界中ほぼ全海域です。

ブイの情報、船舶局からの操作コマンドは、
インマルサット衛星→地上局→インマルサット衛星を経由して通信されます。

標準は1日1回（24時間間隔）で情報を送信します。
標準を含め4種類から選択する事ができます。
3時間、1時間、10分の送信間隔が選択できます。
一定の時間が過ぎるとブイ情報の送信が終わり、その後標準に戻ります。

ブイの位置情報送信間隔を自船との距離により自動的に変更します。

最終取得の位置情報を赤丸で表示し、現在位置を予測しアイコンで表示します。

ブイが位置情報を測位する際、2点で位置を測位しブイの速度、進路を割り出します。
これにより極めて正確な現在位置、進路の予測を可能にします。
更に、目盛より現在位置から1時間間隔で12時間後まで表示します。

ブイの軌跡を期間により区切る事ができます。